妊活をスタートしてから受けた検査とかかった費用をまとめました。不妊治療は最初に血液検査や超音波検査などを行います。一通り検査をしてようやく不妊治療がスタートします。これから不妊治療を始める方の参考になれば幸いです。
妊活で最初に受けた基本的な検査
自己流妊活を終えいよいよクリニックデビューです。初診時や本格的な治療に入る前に受ける基本的な検査がいくつかあります。検査は1日で終わるものではなく生理周期に合わせるため1~2か月ほどかかりました。
ホルモン検査・血液検査
検査日:月経期 Day4
結果:6.53mIU/ml
検査日:月経期 Day4
結果:7.23mIU/ml
<Dr. LH<FSHが理想だけどLHの方が高いので多嚢胞性卵巣症候群になりますね。>
多嚢胞性卵巣症候群は以前から婦人科で指摘されていました。
検査日:月経期 Day4
結果:8.81ng/ml
検査日:排卵期 Day12
結果:501pg/ml
検査日:黄体期 Day23
結果:28.99ng/ml
検査日:いつでも可能
結果:60.7pmol/L ※7.14で割り変換すると8.5ng/ml
*多嚢胞性卵巣症候群の人は高くなります。
結果:FT3 3.44pg/ml FT4 1.45ng/dl
結果:0.711μIU/ml
妻は橋本病の抗体を持っており無痛性甲状腺炎になっています。通常は治療が必要ないらしいですが数値を安定させるため通院、投薬中です。
甲状腺専門医の話しでは、妊活するならTSH2.5以下に保つことが重要だとアドバイスを受けました。
超音波検査
内診台に上がり超音波検査で子宮の状態を見ます。多嚢胞性卵巣症候群の他に子宮腺筋症を疑われ血液検査をすることになりました。結果は基準値よりも少し高く軽い子宮腺筋症であると診断を受けました。
結果:CA125/CLIA 48.0
子宮卵管造影検査
子宮や卵管の状態を検査します。生理開始10日目前後で行います。造影剤を流してレントゲンを撮りますが人によっては痛みを伴います。
ドクターの話しでは癒着などはこの検査だけではわからないとのことです。また子宮卵管造影検査後半年ぐらいは妊娠しやすくなると言われました。
男性側の検査
体調によって数値が変わる場合があるので複数回検査することもあります。不妊の原因は男女半分ずつです。男性の検査も早めにやっておくと治療方針がより明確になってきます。ちなみに私は2回検査を受けました。
最初の検査でかかった費用
血液検査、超音波検査、その他基本的な検査で約20,000円の費用がかかりました。基本的な検査をして結果次第ではさらに詳しい検査が必要になってきます。
初診の際は少し多めにお金を用意したほうがいいです。クレジットカードが使えない所も多いので現金を持参しましょう。
不妊治療していると結構な金額がかかるのでクレジットカードが使えるといいんですけど手数料が治療費に上乗せされるのは嫌ですね。
検査結果から不妊治療の進め方を決めました
最初に行った検査で分かったことは、妻は多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそう)と子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)があるということでした。
どちらも軽度なので妊娠に大きく影響することはないそうです。妻の場合甲状腺疾患もあるのでそちらも通院しながら治療を進めています。
私達の場合は、タイミング法→人工授精→体外受精の順で進めていくことに決めました。年齢の事もあるので1つのステージは数回を目安に行うことに決めました。
「自然に」とか「費用がかからないうちに」とか理想はありますが、高齢ならあまり拘らずに早めにステップアップを検討したほうがいいです。私達の場合タイミング法から体外受精を決断するまで1年かかりました。
まとめ
最初の検査で不妊の原因が全て分かるということではありませんが、自分達の身体の状態を知りどのように進めていくのかが少し見えるので気持ち的には前向きになりました。
不妊治療と言っても無理やり高額な治療を勧められるわけではありません。検査をして医者と相談してどう進めるかの最終判断は夫婦です。モヤモヤする前に早めに1度クリニックへ行ってみるといいかもしれませんね。